冬場のトレーニングでの注意

昔若い頃、ほぼ毎日ランニングをしていた時期がある。完全に習慣になっていたので雪が降っていても積もっても外へ走りに出た。当時は若さにまかせて何も考えず、チャチャッと準備体操してすぐに走り出した。走りながら身体をほぐせばいいと考えていた。ベテラン陸曹が、風邪も「走って治す」といっていたので、とにかく走ればいいと考えていた。が、冬の寒い日の屋外トレーニングは暖かい日と同じように考えていては危険である。

温かい室内から寒い屋外へ出ると、筋肉は硬くなり血管が縮んで血圧が上昇する。
血圧が上昇すると脳や心臓などへの負担が高くなり、最悪の場合は血管がつまり脳卒中や心不全、心筋梗塞などを引き起こし、死につながることもあるので注意が必要だ。

つまり屋外でトレーニングする場合、冬でもランニングをすれば熱くなるからと薄着で外に出てしまうことが危険なのである。まあ若い人は大丈夫だろうけど、気をつけるに越したことはない。まずは寒くない服装で外へ出て、ウォーミングアップをしっかり行なって身体を温めてから冷気に触れるようにしたい。ジジくさい話かな。しかし、寒さで身体が縮んでいる時はケガをしやすいこともあるため、準備体操は念入りに行なうべきということ。

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